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フランス週刊誌襲撃事件 [日々雑感]

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フランスの週刊誌「シャルリー・エブド」紙での、
銃乱射事件。

この事件を受けて、

「言論の自由」

を声高に叫んでいる人がいますが、
そもそも、
襲撃されるきっかけを作ったのは、
シャルリー・エブド側であることをお忘れでしょうか?

この週刊誌は過去にも何度か、
イスラム教の預言者である、
ムハンマドを風刺した漫画を掲載したことがあり、
イスラム社会から警告を受けていたところです。


だからって、
銃乱射する形での襲撃は異常だ!

って声も聞こえてきそうですが、
それはここが日本だからであり、

もし、
フランスで、
だったらキリストが同じように風刺されたらどうする?

と聞けば、
クリスチャンほど、

「絶対許せん!ぶっ殺す!」

となるわけです。

別に今回の事件をもって、
一方的にイスラム側に参野声を上げるつもりもありませんし、
逆にシュルリー・エブド側に一方的に追悼するつもりもありません。


我々人間社会において、
人が大事にしているものを冒涜することは、
これほどまでの犠牲を伴うことであり、
一つの覚悟をもってしなければ大きな犠牲や代償を伴うことになるという事を、
良く理解しなければならないと思います。

10年前くらいから、

キリスト対イスラム

という形で一種の宗教対立を煽っているものもありますが、
そもそもイスラム教はキリスト教を「経典の民」と言って、
敵対するものとしてはいなかったはずです。

どちらが悪いということではなく、
お互いに分かり合おうとしない限り、

お互いがお互いを、

エイリアン

と認識し続けただ殺戮しあっていく、
という状況しか作り上げていくことが不可能なんだろうなぁ。

すぐ、
銃乱射といった形で行動するのも問題だが、
そうかといって、
警告しても繰り返して、
自らの信ずる宗教を冒涜する行動をとられ続けるのも、
また苦痛でしかないでしょう。

これはイデオロギー対立ではありません。

むしろ人間として根源的な、
アイデンティティーの在り方の問題でしかありません。


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